ヒノキでできた日本家屋

京都物語
日本家屋  |

157991654日本の代表的な和風建築と言えば、ヒノキで作られていることが多いです。あの上品な香りの漂う和室というのは、日本人の心をつかんで離しません。注文住宅を建てるのであれば、ぜひそんな和室を1間は持ちたいものだと思います。世界で最古の木造建築物といえば、法隆寺があります。法隆寺は建てられてから1300年間もの間、一度も焼失することなく現代までずっとその姿を伝えています。どうして法隆寺が1300年間も当時の姿のままであり続けられてきたのかというと、ヒノキで作られた建築物だったからです。

木材というのは意外なことに建材の中で最も強いと言われています。どのくらい強いかというと、コンクリートの300倍、鉄の1.5倍の強度があります。また伐採されてからもどんどんと強さを増していき、1300年たったちょうど今がその強さのピークだと言われています。また耐火性にも優れていると言われています。元々が強靭な柱が、建てられてからますます強くなっていくのですから、地震大国の日本で、1300年たってもその姿をとどめ続けているのにもうなずけます。日本の伝統を守りながら、ご家族の安心を守る住宅を作りたいのであれば、ヒノキを使った注文住宅、という選択肢も検討されてみてはいかがでしょうか。

和室って作ってみたものの、中々恰好がつかない場合ありますよね。それって結局、現代が西洋文明にいかに浸食されているかというだけの話なのではないかと思います。要は和物が日常的に少なくなったということでしょうか。やはり和室には仏像や掛け軸なんかを置くと和風な感じになりますよね。


« »