訪問着は、若い年代の女性にも、既婚の女性も着用することができる準礼装の着物です。
黒留袖や色留袖と同様に、結婚式やパーティーなどの華やかな席に出席をする時はもちろん、七五三や入学式などにも着用することができる大変便利な着物です。
紋を入れると、色留袖と同格になりますが、紋をつけると格式の高い場所に限られてしまうため、付いていなくても良いでしょう。
訪問着は、胸元や袖にも柄が入っている商品が多く、若い年代の方は明るい色合いや華やかな柄の商品を選ぶようにして、年配の女性の場合は、落ち着いた色合いや柄を選んだほうが上品な印象になります。
訪問着には、1年間を通して着用をすることができる袷や夏に着用する単衣などがあります。
現代は、エアコンが普及をしているので、単衣を購入する方が減少している傾向があり、夏でもエアコンの効いた場所では袷を着ている方が多くなっています。
様々なシーンに訪問着を着用することが出来るので、若い年代の方も一枚か2枚は持っていると便利です。
以前は購入する人が多かったですが、最近はレンタルのお店で必要な時に借りている方が増加しています。
リーズナブルなお値段で、高品質な素材の商品を貸してもらえるお店も増えています。
若い人にも馴染みがないかもしれませんが、着物の染め変えというのをご存知でしょうか?「きもの染め」なんて言い方が一般的だったりしますね。
染め直しは、色の抜けた着物を染め直すことですが、染め直しは全く違う色柄に染め変えることです。
どちらも新しく着物を購入するのに比べると非常にお安い価格でリフォームできるので着物の世界ではよく行われています。新品は手が出ないという方はぜひ検討してみてください。